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Channel: ヤスコヴィッチのぽれぽれBLOG
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アルジェリアの旅(31) トゥグルトからワルグラ へ

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2015年3月20日(金)
①エル・カンタラ橋  ②ビスクラ
③トゥグルト ④ワルグラ

   
  ▼バトナ→エル・カンタラ橋→ビスクラ→トゥグルト→ ワルグラ

◆◇◆バトナ からワルグラへ
今日はサハラ砂漠の縁にあるオアシス都市ワルグラまで600㎞の長距離移動。
アルジェリア南部のサハラ砂漠へ向け、ホテルを7時30分に出発する。
エル・カンタラ橋見学のあと、コンビニで休憩。そして ビスクラの土産屋で買い物と休憩。
サハラ砂漠の北端のビスクラから南下しオアシスの街トゥグルトへ・・・トゥグルトで昼食
昼食のあとトゥグルトから南西に160kmに走り、今日の目的地ワルグラへ

◆ワルグラ
ワルグラはアルジェリアのワルグラ県の県都である。 市の人口は約13万人である。 ワルグラの町は標高128m、ガルダイアから東に190km、トゥグルトから南西に160km、ビスクラから南に388kmに位置する。

ワルグラは「沙漠の首都」と呼ばれるに相応しく、近隣に5つのオアシスがあり、ナツメヤシの木は100万本ほどを数えるとみられる。60mの地下から湧く自噴泉が地域で800以上もあり、これを水源とした灌漑がおこなわれる。

◆◆トゥグルトから「沙漠の首都」ワルグラ へ
トゥグルトを出発してワルグラ へ向かう途中、放牧のラクダに遭遇

◆放牧のラクダ
ラクダは水をやらずに半月間放牧するという。ラクダは血液中に水分を貯めることができるので長期間水を飲まないでも生きていけるという。輸送手段としての用途がなくなった今はミルク用、食肉用、毛皮用として飼われている。



◆現地手配会社VISA TRAVELのオフィスで休憩
ワルグラ郊外にあるシディ・コウイリッド町に到着。この町にあるアルジェリアの現地手配会社VISA TRAVELの本社オフィスを訪問。お土産としてジュースと砂漠のバラを頂いた。


▼VISA TRAVELの社長さん

▼娘さん



▼VISA TRAVELのバスは中国のDongyue社製

▼ツアー警護のパトカー

◆◇◆アルジェリアのサハラ砂漠の砂丘にて
サハラ砂漠(サハラさばく)は、アフリカ大陸北部にある砂漠で、南極大陸に次いで世界で2番目の大きさの砂漠である。東西5,600km、南北1,700kmに渡り面積は約1,000万k㎡であり、アフリカ大陸の3分の1近くを占め、アメリカ合衆国とほぼ同じ面積。
サハラ砂漠は西端で大西洋に接し、北端ではアトラス山脈および地中海に接する。東側はエジプトと紅海に面し、スーダンとニジェール川を南の境とする。


◆アルジェリアのサハラ砂漠の砂丘






◆ワルグラ近郊
▼砂漠の遊牧民


▼砂漠でサッカー

▼砂漠でピクニック

▼サハラの太陽

◆ワルグラ市
ワルグラ市は、標高130mのサハラ砂漠にある人口約13万人の中心都市で、現在では石油産業で潤っている。ワルグラから約70kmのところにアルジェリア最大の油田ハシメサウド油田がある。
その歴史は、10世紀以前に、ベルベル人のバヌ・ワルグラ部族が町を建設したことに始まるという。
ワルグラに住んでいたベルベル人の宗派は、同じイスラム教でも、スンニ派にもシーア派にも属さないイバード派だった。そこで、同じイバード派のルスタン王朝が、909年にシーア派のファーティマ王朝の攻撃を受けて崩壊すると、アルジェリア西部にあったルスタン王朝の首都ターヘルトの市民は、ワルグラへと避難した。しかし、ファーティマ軍の執拗な追撃を受け、更に自然環境が厳しく、ファーティマ軍の手が届かない「ムザブの谷」へと隠れ住むようになった。
その世界遺産「ムザブの谷」は明日、観光する予定である。



◆◆ホテル・ル・タッシリ



▼ホテル・ル・タッシリのロビー


◆レストランで夕食


▼ぶどうの葉で包んだドルマが付いたメイン


◆ワインで二次会
夕食のあと、Nさんと二人、屋外のテーブルで、もう1本ワインを注文して旅談義の楽しい二次会





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