
<カザフ・キルギス紀行> 6日目
①カラコル朝の散策 ②天山山脈の風景 ③ジェティ・オグズ ④ドリーナ・スベトフ(花の盆地)
⑤鷹狩 ⑥カラコルでドゥンガン料理 ⑦プルジェワルスキー博物館と墓
⑧ドゥンガンモスク ⑨ロシア正教会 ⑩ホテル・アミールで夕食と酒宴
◆今日は快晴。朝、ホテル周辺を散策す る。
ミニ・バス2台に分乗して9時30分ホテル・アミールを出発。
カラコルの西約30km、テルスケイ・アラトー山脈の標高約2200mに位置する赤い岩肌の七つの岩山があるジェティオグズへ向かう。
ジェティオグズ見学のあと、さらに5km山奥のドリーナ・スベトフ(花の盆地)へ
ドリーナ・スベトフ(花の盆地)でキルギスの自然の魅力をたっぷり味わったあと、
ドリーナ・スベトフからジェティ・オグスへ戻り、ジェティ・オグスからまた20分ほど走り、2台のミニバンは平原の広場に到着。ここで鷹狩りの見学。
老鷹匠と16才の若鷹が登場した。
鷹狩りの見学のあとカラコルへ戻り、午後1時からレストランでドゥンガン料理の昼食
昼食のあと、プルジェワルスキー博物館と彼の墓を見学
最後にドゥンガンモスクとロシア正教会を観光。
◆◇◆ドゥンガンモスク
カラコルの街は1860年代にロシア人がつくった。その後、清国で民族蜂起に失敗し、弾圧されたイスラムの人々がロシア帝国領のこの街にに逃れ、移住してきた。彼らのことをドゥンガン(中国系イスラム教徒)と呼んでいる。
1870年代に小さなモスクが建立され、1904年に20人程のドゥンガンの職人集団が現在のドゥンガンモスクを建設した。木材としてどんぐり、ポプラ、ヤナギなどが使われ、44本の柱があるが、釘を一本も使っていないという。
▼ドゥンガンモスクの入り口

▼木造のドゥンガンモスクとアプリコット(杏)の花

▼ドゥンガンモスク正面

▼ドゥンガンモスクとミナレット

▼木造のミナレット
ここからアザーン(礼拝への呼びかけ)を行う。

▼ドゥンガンモスク

▼日本の寺のような美しい屋根の反り

▼木彫りの彫刻も繊細で美しい

▼アラビア文字

▼「桃源郷」のような図案

▼太陽と惑星と地球の図案

▼1日5回の礼拝時間を示す時計

▼正面奥にミフラーブ(メッカの方角を示す壁のくぼみ)がある。数十枚の絨毯も敷かれている。


◆◇◆ロシア正教会
カラコルの聖三位一体教会。木造の教会である。ロシア人はキルギスの人口の1割足らずしかいないが、立派なロシア正教会が建てられている。
1870年代初めに焼き煉瓦で作られたが、1880年の地震で壊れた。1897年に木造で再建されている。
天山トウヒ(唐檜)というマツ科の針葉樹が木材として使われている。
中に自由に入ることができるが、写真撮影は禁止。
ヤスコヴィッチは中には入らず、教会の周りをゆっくり歩いて外観を写真に撮った。
▼ロシア正教会

▼材料に使われた天山トウヒ(唐檜)が正教会の周りに生えている。



▼緑の針葉樹が天山トウヒ(唐檜)

▼ロシア正教会












◆◆カラコルのホテル・アミールで夕食と酒宴
連泊のホテル・アミールへ戻り、ホテルのレストランで夕食
酒、食、酒、酒、酒・・・・夕食のあと男組4人で酒宴がはじまった。
人生、たまには羽目を外さないと面白くないよね。
▼1本目の赤ワイン

▼2本目の赤ワイン

▼ミート・ボールスープ

▼ウオッカとKさん差し入れの日本酒と赤ワイン

▼ビーフ・ストロガノフ

▼甘いピロシキ

▼Sさんが部屋からもってきたウオッカとおつまみ

▼ワイン、ウオッカ、コニャック、日本酒、男組4人で、すべて飲み干しちゃいましたね。
